石窯パーティーの記録〜05.メニューとアナログな思い出
どうもこんにちは、つだです。
いや、前回のエピソードはとっても頭が悪かったです。
よく見たらしっかり箱に書いてあったんですね
[本品は蓋のみです。]
テンションに任せて走ると周りが見えなくなるいい例でした。
僕らの失敗談の中で一二を争うお間抜けエピソードです。
パーティーでスキレット料理と共にこのお話を提供すると毎回皆笑ってくれます笑
さて、今回は僕らのこだわりポイントのお話!
どうせパーティーするなら高みを目指したいと駆け回ってる僕らですが、意識するようにしていることがいくつかあるのです。
まず何と言っても非日常の提供
なんだかんだ皆忙しい中来てもらってるのでしっかり素敵な思い出を持ち帰ってもらいたい!
本格ピザ作り体験もできちゃいます
そしてクオリティの追求
クオリティの追求って何かって要は自己満足です笑
自己満足って揶揄されたりネガティブな意味で使われたりしがちですが僕らは自己満足超肯定派です。
人に迷惑かけないなら何言われようといかに自分が楽しめるかを追求、モノ作るにしても遊ぶにしても本気でやった方が絶対面白いです
自己満足したもん勝ち!
そんな2人が掲げてる理念は“創造的であれ”
などと書くとご立派に聞こえますが、実際飛び交う言葉は
「楽しい方が楽しいからやろう」
「かっこいいから採用」
とかこんなのばかりです
横で聞いてるとあんまり知性を感じられない
結局行動原理が小学生の頃からあんまり進歩していない僕ら、楽しくてカッコいいものに弱いです。
けど年齢問わず男の子なんて割とこんなもんじゃないですか?そう信じたい
長々とよくわからんことを述べてすみません。
つまりなんの話かっていうと、もっとおしゃれでカッコいいパーティーにしたい!ってことです。
食べられるものは某シェフに丸投げしたので素晴らしいものが出てきます。負けてられない!
食べられないもの担当の僕は何が必要か考えました
そして生み出したものがこちら。
その日の料理のメニュー!毎回変わります。
ロゴマークもちゃっかりデザインしました。シンボルはもちろん石窯!
前菜が乗る木のお皿とかも自作。
最近だとこんなものも、ロゴ入りコースター。
いやーこういうの揃えるとテンション上がっちゃいますよね
目指せお店クオリティ、今後も進化を続けていきたいです。
はたけくんに見せると毎回騒いでくれるので作りがいがあります
いつかの記事では僕に何食べさせてもあいつはウマイしか言わないみたいにバカにされましたが、はたけくんも何作ってもカッコいいしか言わないので似たようなもんだと思うんですよね。
これらのアイテムに加えてグラスやお皿も(おおよそ)統一されたものを揃えました!
こだわりポイントはとどまるところを知りません
どうしたら皆に思い出を届けられるかを考えた僕ら、導いた答えはその日の写真のプレゼント!
パーティーの記録として毎回記念撮影を撮影!
撮った写真ははたけくんが料理とトークで場を盛り上げてる隙に急いでこっそり現像、パーティーの終わりに皆に配っちゃおう!という試み
さて、さっきのメニューですがひと工夫してあって、いい感じに折ると写真入れる封筒になっちゃうんですね。
こんな感じでプレゼント!
これがとっても好評でした!喜んでもらえるし、毎回の記録が手に残る形で増えていきます。
携帯で送りゃいいじゃん?
違うんです。
こだわりです。自己満足
写真を印刷するようになったのは、とある古い古いアルバムを見つけたのがきっかけでした。これ何十年前のだよ!って笑いながらページをめくったのですが、白黒の写真が輝いて見えたんですね笑
これはいいぞと膝を打つ2人
僕らも未来に発見される古いアルバム側になりたい!
そんな思いで窯作りやパーティー、日々の活動の記録をわざわざ現像してアルバムに随時追加していっています。笑
見返すととっても面白い、宝物です笑
孫とかができたら是非これ見つけて騒いで欲しいですね。お前のじいちゃん石窯作ったの!?って言われたい
こんなようなことの延長で、写真を現像して配り始めたのでした。
携帯でパッと見れるのもいいけど手元に残る形もまた良さがあります。
デジタル世代ですがアナログコンテンツ大好きです
たまには写真の現像するのもいいですね!
さて今回はこの辺で。
お次は新たなプロジェクトの始動です。
新シリーズ:燻製の季節です〜
それでは!
石窯パーティーの記録~04.スキレットがほしい
どうもこんにちは、はたけです。
前回は我が師匠のマジさんの登場。
僕もマジックを教えてもらえたお陰で学生時代キャラが立っていた時期もあります笑
あの人も就職面接の時にポケットにトランプを入れてたって言ってました、使ってはないらしいですが笑
今のところマジックやって落ちたという話は聞かないので勇気のあるかたはぜひ
マジさんは定期的に出てきます、お楽しみに!
ということで今回はスキレットですね!
スキレットとは分厚い鉄製の鍋で、直火はもちろんオーブンや窯に直接入れて調理ができちゃうという代物
管理はさびないようにしたり手がかかるのですが、何よりかっこいい!
これを僕らは行きつけのスーパーで見つけます
「これが窯から出てきたら最高じゃない?」
つだくんがこんな悪いことを呟くので僕も一気に心が揺らぎます
こういう悪い誘惑をしてくるのは大概つだくんです笑
ですが僕らは毎度のことながらお金がありません
これひとつで4000円
こんな鍋なくても正直料理はできるしどう考えたって節約ポイント
なのですが
僕たちかっこいいもの好きなんですよねー
この時は何とか我慢して帰ったもののこの気持ちは収まりません
僕もいつの間にやらスキレットのメニューを調べていました笑
そしてまたスーパーのスキレットの前に立ち止まる二人。
「これがあれば~ができる」
「燻製もできるらしい」
「パーティーも盛り上がるよ絶対」
ひとしきり欲しい理由を唱えた後
「二人で買えば2000円」
魔法の言葉で購入を決意
レジにて支払いを済ませました
もう買ってしまえばこっちのもんです
箱の表紙においしそうな燻製の写真があったので、それををやろうとチーズ、鶏肉、燻製チップを用意
そしてハイテンションで帰宅しついに開封の儀
箱を開けると鉄製のかっこいい蓋が登場します
いや、蓋しか入っていないではありませんか!!!!
静まる空気
空き箱を何回も除く僕
無いものは出てきません
爆笑しました笑
こんなことあります?今でも信じられないです
あんなに迷っていたのが蓋だと思うと実に滑稽
「これが窯から出てきたら最高じゃない?」
全然最高じゃなかったです!
散々笑って死ぬほど文句を言いあったあと、僕らの手元には蓋と燻製セットだけが残ります
このままじゃ終われねえ!!
自転車にまたがり再びスーパーへ
(車はまだ持っていなかったので移動は基本チャリ!笑)
もう僕らに迷いはありません、なんたって蓋が手元にありますから!!
速攻でスキレット[本体]を購入
納得いかないのが蓋と本体そんなに値段がかわらなかったんですよね
高いよりはいいんですけど同じというのもそれはそれでむかつきます笑
結局一人4000円の出費ですね、痛い
でも買ってしまえばこっちのもんです!
あとは楽しむだけ!!
燻製のやり方をテキトーにググり調理に取り掛かります
ですが思ったよりも難しく、煙が出たりでなかったり・・・
なんとなーく完成したのはすこーし色づいたチーズとあんまり変わっていない鶏肉
正直味はダメでしたね、チーズは現状維持だし鶏肉は酸っぱくなっちゃいました
どうやら水分がついたまま燻製すると酸味が出ちゃうみたいです
燻製は要研究!
こんなに頑張ったのに報われないのは切ないです
アヒージョを作りました。スキレットは火からおろした後も高温を維持できるのが強み
アツアツがおいしい料理にはおすすめですね
(高かった蓋が写っていない・・・笑)
お料理つながりでもう一枚
僕の進化を遂げたピザです!マルゲリータ!
これが二年の成果、手だけで伸ばしてます
最初に比べて見た目が美しいです!!youtubeで勉強したかいがありますね笑
どんどんパーティーが盛り上がる設備が整ってきました!
でも、道具だけではありません!
アイデアでも面白さを見せちゃいます!
次は食べれないもの担当つだくんが猛威を振るいます!
今回はここまで
次回:メニューとアナログな思い出
ではまた!
石窯パーティーの記録〜03.マジシャン登場
どうもこんにちは、つだです。
前回はなんとか机と椅子を完成させて初対面の人だらけパーティーを開催しました!
普通に生活してたらほぼ関わらないような人と仲良くなれるのはなかなか面白いです。
知らない人同士だと共通の話題に困りますが目の前に鎮座する石窯、圧倒的共通の話題です。
僕らも頑張って作った窯を褒めてもらうとすぐご機嫌になってしまうので数々のおもしろエピソードを交えつつ石窯誕生ストーリーに花を咲かせました。
そんな感じで一緒にピザ食べてたら知らない同士でもだいたい打ち解けます。美味しいものは人を繋ぎますね。
この試み僕らの中では結構高得点に終わり、いつかまた開催したいと思っています!
さて、そんな素敵なパーティの参加者の中から今回は新キャラクターをご紹介します。
その名もマジシャン先輩、通称マジさん
高専時代の僕らの先輩ではたけくんの師匠とも言える方です。大変お世話になった先輩。
で、マジシャンってなんだマジック得意なのか?ってなりますよね。
得意とかそういう次元じゃないんですあの人
多分ホグワーツ出身です
マグルの僕には理解できないです
ちょっと一芸ってレベルを超えてます、ショーです。とってもとってもすごい人。
少し話が逸れますが僕らのいた学校は結構変というか特殊な趣味、特技を持ってる奴がたくさんいました。多才な人が多くて楽しかったです笑
僕らのレザークラフトもあんまり聞かないような趣味に分類されると思いますがかわいいもんです
そんな環境で「特技はマジックです」なんて言っても俺もできる!とかそのタネ知ってる!とか言われるのがいいところなんですね。みんな器用だしタネを暴くのが得意です
さて、我らがはたけくんですが実は「特技はマジックです」って言えちゃうんですよ
彼も多才な人間で、彼の特技でパッと思いつくのは
マジック
料理
ネパール語が話せる
まだまだありそうですが今はマジックの話。
彼もまたホグワーツ出身、その辺のマジック得意ですって言ってる人とは一線を画します。
仲良くなりかけの頃マジック出来ると聞いて軽い気持ちでなんかやってよ、って言ったらいつのまにかどこからか取り出したトランプと圧倒的なスキルでボコボコにされました。
度肝を抜かれたのを覚えています。
適当に絡んでごめん
さらに、もはや我が母校の伝説ですが彼は就職面接でなんとリンゴを出して見事受かったとかなんとか
面接室からリンゴを握りしめて出てくる姿、想像できますか?想像できても普通やりますか?
人生が掛かるといっても過言ではない就活の場、とんでもなく緊張してる中でそんな姿見たら僕なら絶対脳がエラーを起こします
彼と席を共にした就活生に心底同情します。
※実話です
さすがとんでもねえ奴です(褒め言葉)
このエピソードからも分かるように、はたけくんはかなりのマジックの腕前の持ち主。
そんな彼のマジックの師匠たる人物こそ今回紹介するマジさんなのです。
化け物の師匠はもう怪物クラスです
動画をコマ送りで見ても分からない
はたけくんがポッターならマジさんはダンブルドアレベルでしょうか
文化祭で彼ら2人がステージで披露していたのを見たのですが、あれはたぶん魔法です
お化けは見えないので信じませんが魔法使いなら信じます、とりあえず2人知ってます
世の中にはゆっくり見ても理解できないこともあるんですね。
世界は可能性に満ちている
彼ら2人のせいで「マジック得意です!」って言ってくる人達への僕の中のハードルが天まで届くほど高くなってしまったのはまた別の話です。
さてこのマジさん、行動力の塊のはたけくんの師匠ということはもちろん行動力の塊です。
恐るべき量の趣味を持っていることもあり、就職されてからも社会人とは思えない驚愕のバイタリティで楽しそうなことに全力で走っている姿は尊敬に値します。
見習いたいその姿勢、負けてらんないです
マジさんに纏わる素敵なエピソードはたくさん存在するのですが、はたけくんの方がおそらく詳しいのでここではひとつだけ紹介します。
秋。
窯を作り、ピザを焼くのにも慣れてきた僕らは舌が肥えたんですね、より高みを目指そうと美味しいピザを求めて日々奔走していました。
課題は見えていました。
生地です
あの独特な食感を再現するために高温調理が可能な窯を作ったのですが、生地の完成度がイマイチなせいで窯の良さを活かしきれていないのではないか、と悩んでいたところ
マジさん降臨
忘れもしませんはたけくんからの連絡
「事件、マジさんホームベーカリーくれるらしい」
ホームベーカリーくれるって何?
そりゃ事件です
パン余ったからあげるよとかじゃない
パン屋側が来る暴挙
あれって買いすぎて余るような機械なんですかね
初めて聞く日本語を処理するのに時間がかかった覚えがあります
いくら考えても貰える意味が分からない僕らは思考を放棄してニコニコ笑顔で受け取りに行きました。
ありがとうございます!
しっかりピザでお礼しました。
結局2年経っても意味わからないままですが、なぜか僕らがホームベーカリーをゲットしてしまったお話でした。
まさに求めていたもの!
さすが魔法族、心でも読んだんでしょうか
粋なことしてくださります。
これがあると安定して高いクオリティでピザ生地が作れるんです。何より材料計ってボタン押せばあとは放置しても生地が完成。簡単!素晴らしい!
僕はさわらないけど
マジさんの魔法のアイテムのおかげでピザのレベルが上がりました!
感謝です。
今後もいろんなものを沢山くれたりします。笑
さて、ピザパーティーも回を重ねていってる訳ですが、どんどんレベルを上げていきたい貪欲な僕らは料理やサービスに凝りだします。
窯料理も増やしていきたいところ!ということでお次は新しい調理器具の登場です。
次回:スキレットがほしい
それでは!
石窯パーティーの記録〜02.机と椅子を作る
どうもこんにちは、はたけです
いや2×4材をもらえたのはラッキーでしたね
学校からしたら解体後の材料は処分が面倒でいらないものなのに、僕らからしたら宝の山ですよ
五年間の人脈を駆使して後輩から先生に至るまでいろいろお願いしまくってゲットしちゃいました
感謝感謝です
さあ時は年明けから一気に九月までぶっ飛びます!!
途中つだくんとテンションだけで二人ピザを焼いたりなんだりした記憶はあるのですがあまり記録をしっかりとっていなかったのでもう薄い思い出になりつつあります。
正直楽しかった以外の記憶がないので割愛させていただきます。笑
九月某日
今回もパーティーを企画しますがコンセプトを2つ設けました
1.夜空の下でのピザパーティー
2.知らない人を呼んでみよう!
1は想像つきますかね。
九月はピークではないもののまだまだ暑い時期、
少し涼しくなった夜空の下で優雅にお酒とピザを楽しもう!という企画。
そして一味違うのがこの2番
友好関係を広げられないかなーという興味本位の企画で、
一人友達を呼び、その子に友達を呼んでもらい、またその友達にも友達を呼んでもらう
これを僕とつだくんでやると全然知らない人が来ます笑
まあこんな感じでパーティーの企画は完了、日程も抑えられました
招待人数は6人、僕ら含めて8人です。
ここで僕らはあの問題と直面します
机と椅子がない!!!
前回は気の知れた同級生でしたが今回は違います、なんせ半分以上の人と会ったことがない・・・
そんな人たちを立たせたままにしますか? 答えはNOです
ということで机と椅子を作りたいのですが、この時期つだくんが課題に追われ活動の時間がありませんでした。
我々も高専を卒業し、つだくんは大学へ、僕は社会人として生活を始めています
大学生はもう少し暇で楽しいもんだと偏見を持っていたのですが、つだくんを見てそんなものは紛い物だったと分かりました笑
でもなぜそんなに忙しいのにピザパーティーは出来るのか、それは楽しいからです
つだくんの名言
「時間は作るものだから」
いいこと言います作ろうと思えば割とできますもんね、僕もこれは実践してます
でも彼寝る時間だけはうまく作れないみたいです笑
ということで活動日がなかなか決まらない中隙間時間で設計だけは進めていきます(つだくんが)
この時点では机二つ、ベンチ二つ、一人掛け椅子が二つを制作する予定でした
最終的には机は910×1820でひとつだけになります
僕はつだくんのメンタルを助け(設計をみてはしゃぐ)当日の工程表だけ作りました
勘がいい人はお気づきかもしれません、工程表の後半にパーティーの予定がありますね
そうです、当日作ります!
しかも机も椅子も全て15:00までに完成してそのままパーティーの用意をする予定。
この日は吐くほど忙しかった・・・・
時間に追われながら趣味をすると全然趣味じゃない、もはや仕事です
そして刻々と時間は過ぎ、
何とかパーティーできるくらいのものは完成しました!(時間は押してた)
慌てて料理を開始、ぎりぎり帳尻を合わせました!
実は椅子が一脚だけ間に合わなかったのですが、招待したメンバーに工業卒が二人いて待ってる合間に完成させてくれました、ありがたい笑
そして楽しくパーティー開始!!
全員分の椅子が完備され大きい机で楽しく過ごせました
初対面ながらもみなさん食事を囲みつつ楽しんでもらえたと思います!
またこういう会もやりたい!
という感じで今日はここまで
実はこのとき招待した人の中にとってもやばい人がいます、同志です
この先も関わりが深いので次はこの人のことをご紹介
次回:マジシャン登場
石窯パーティーの記録〜01.初開催!
どうもこんにちは、つだです。
念願の石窯ピザが実現できました!!
いやほんとに美味しかった、焼きたてピザは格別です。ホイホイ焼けるのでたくさん食べちゃいますね。幸せ。
一家に一台おすすめします。
さあ美味しいピザが焼けることが判明した今、この幸せはみんなで共有するしかありません。
ということで今回からは新シリーズとしていろんな人達を招いたピザパーティーの開催記録を綴っていきます。
第1回目は記念すべき初開催の日の出来事!
それでは始まります。
石窯が完成した当時は卒業も間近な頃でした。
5年も居たのに気がつけばあっという間に卒業です。残り少ない高専生活、思い出は増やすに限る!ってことで暇そうな人に片っ端から声を掛け、人を集めてパーティーを初開催!
2月の寒い中みんなウキウキでお越しくださりました。集まったのは同じ学校の建築学生、噂に聞いてた石窯を見つけてテンション高めです。コンクリートの基礎を見て笑ってる皆さん、会話が独特です。
ピザも前回から(はたけシェフが)改良!
ちなみにここから2年で彼のピザのばしスキルは劇的な進化を遂げます。
僕は食べられるものを作るのは苦手なので全然うまく伸ばせません、ナンみたいになって笑われます
シェフの入念な準備もあり、2人で食べた時からさらに進化したピザや石窯料理を提供できました!
みんなに喜んでもらえて僕らもご機嫌でした。
投入の儀
誰かが買ってきたマシュマロ
そう、石窯は何もピザしか焼けないわけではありません。調べていくと肉料理はもちろん、ダッチオーブンやスキレットを使う料理も得意な上にどうやらパンも焼けるらしい。
僕らの目が止まったのはこのパン。
自家製石窯パン!なんて美味しそうなんでしょう
やらないわけにはいきません
ということでパーティーの終わりがけに余った材料で人生初パン作り開始!
いろんな形のパンを作って少し温度を落とした石窯にin!!
はい!みてください美味しそう!膨らんでます!
焼きたてのパンの香り
いざ実食!
おいしくな…い
案の定いつものお約束が発動
上げて落とすのが僕らの得意技です
このパン(?)、絶望感溢れる硬さでした。
美味しそうな顔して中はめっちゃ高密度
消しゴムとか食べたらきっとあんな感じです
絵に描いたような失敗です。
石窯補正が効かない圧倒的敗北
悔しさとパンの形をしたなにかを噛み締めながら雪辱を果たすことを誓いました。
ごちそうさまでした
パン作れる人すごい
パンの悔しさを除けば最高に楽しかったパーティーでした!
さて、窯が完成した喜びしか頭にないままパーティーを開催したので実は立食スタイルだった今回。
僕達は思いました。
机と椅子がほしい。
パーティーがとっても楽しかったので次も開催する気満々でしたが、今回は準備不足を痛感。
さすがにお客さんを立たせっぱなしは忍びない。
ごめんなさい。
あと2月って外にいると寒いんですね、いずれは屋内でやりたいです
次やること決まってきました
みんなで料理を囲める机と椅子を用意する!
石窯作りで僕らのお財布事情は不本意ながら極寒になったので買うという選択肢は念頭にありません。
無い物は作る精神の発動です。
だがしかし木材買うにも高い!
悩む僕らが目をつけたのはまたしても我らが母校の文化祭。
建築学科の三年生は毎年ウェルカムゲートを制作します。僕も三年生の時は関わっていました。結構な予算がつくこともあり大規模なものが毎年展示されます。
毎年立派なものができるのですか、ほとんどの場合文化祭が終わったら解体されてしまいます。
分解され積み上げられてる大量の2×4材。
廃棄を待つばかりなのでしょうが僕らの目にはまさに宝の山に映りました笑
これ、もらえないのか?
当時学内で圧倒的な顔の広さと人脈を誇っていたはたけくんの出番です。
持ち前の行動力で駆け回ったのでしょう、いつのまにか50本頂ける算段を整えてくれていました。素晴らしい
ネジの跡とか日焼けとか汚れとかありますがサンダーで綺麗にしちゃうので問題ないです。
かなり材料代が節約できそうな予感!
次のピザパーティーまでに完成させることを誓いました。
次回:机と椅子をつくる!
それでは!
僕らの石窯ができるまで~13.念願の石窯ピザ!!
どうも、はたけです。
ついに窯完成です!!
食べられるもの担当として腕が鳴ります!
ですが目標だった年末にも結局間に合わず(コンクリートのせい)気が付けば成人式翌日
せっかくのお披露目のタイミングを逃しましたが、ないなら作ればいいんです!
同じメンバーで新年会を催すことでピザパーティーを敢行します!
来てくれたみんなに感謝笑
でもその前に大撮影会!
そびえ立つ窯
ふたりでパシャリ
デカいので最大積載人数2人までいけます笑
背面には竣工日と二人の名前を刻んでおきました!
自分たちで作ってこういうことするのが楽しいですよね笑
書きたくなって先に上に名前書いたらつだくんに怒られました笑
次窯作ったらつだくんが上に名前書きます
これはパーティー当日の写真
雪の中の窯もいとをかし
ふたりが持ってるピザが乗りそうな木製&金属製のピールはつだくんが作りました!!
僕が料理を仕込んでいると完成した道具を持ってきて、
「買ってきた」(満面の笑み)
これ彼の決め台詞です笑
でも確かに商品のようなクオリティなんですよ、今でも初見の人に教えるとびっくりしてくれます
さすが食べれないもの担当笑
そしてついにピザを焼きます!
前回つだくんいいこと言いました
窯は目的ではなく手段!
そのとおり!!
僕らが求めているのはアツアツ焼き立てのうまいピザ!!
レシピもいっぱい調べましたよ、クックパッド様々です。
まずこちらが生地
手でこねて作ったのですがちょっと発酵がいまいちだったかな?
でもつだくんは何を食べさせても美味しいと言ってくれるので大丈夫
まあ発酵してないわけではなかったので問題ないでしょう笑
手ごねの生地は要研究ですね
こちらがトマトソース、トマト缶から作りました
生地を伸ばして
切った具を乗せていきます
窯も暖まっております、準備万端!!
ついにピザを窯に投下!!!!
なんとかっこいいのでしょう
窯完成から2年が経っていますがこの写真がベストショット!
この写真が良すぎてこれ以降超えられていません
チーズが溶けてれば満点だった笑
ピザ窯だと1枚2分くらいで焼けちゃいます
焼けたのがこちら
いびつ!!笑
まあかわいらしくていいじゃあないですか
窯の中で見たときとは対照的な感じです。まるでゲレンデで見る女のk
ついに念願のピザ完成!!
実食!!
うんめええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!
焼立て最高!
高火力最強!!
石窯から出てくることで味3割増し!!!
たまんないっすね!いいですよ石窯!
勢いでこーんなおいしそうな肉も買ってきちゃいました
牛ですよ牛!いつも鶏しか食べてなかったのに牛です!笑
窯で焼くこと数分・・・
こんがり焼目がついてジュージュー言ってます
見た目が良すぎて気絶しそうです
ですがここでいつもの現象です、テンション上がると思考がなくなるやつ
これ味無しなのにそのまま焼いたんですよね
なので牛の脂の味しかしない
この容姿で出てきておいしくないんですよ、牛なのに
でも窯から出てきたおいしそうな牛がまずいわけがないんですよね、世の中そうに決まってます
なので塩コショウを振って暗示をかけながら食べました、窯から出てきたら3割増しです。
おいしかったです
まあこんな感じでピザを焼きつつお酒を交わして楽しみました!
いやー最高ですよ最高
窯作ってる人少し年齢層が僕らよりも上ですけど若者こそ作るべきですよ窯
すぐまたピザ焼きたくなっちゃいますね
以上で石窯作り編は終了です!
いままでこんなに無機物を愛したことがあったでしょうか
石窯大好きです
ここから2年で何度もパーティーをしたんですがそれもまたいろんなことが起きる起きる笑
書きたいこといっぱいですよ
次は窯の運用の記録でも書いていきましょうかね
今回はここまで!
ではでは^^
僕らの石窯ができるまで〜12.煙突施工、そして!!
どうもこんにちは、つだです。
前回ははたけくんにさんざん怒られました
無理な加工を要求してすみません。
彼ばっかり加工してるじゃないか、サボってんのか?と思われてるかもしれませんがもちろん違います。
諸々の事情により急遽煙突が金属製から煉瓦に変更となった(こっちのがカッコいい)ため、作業に追いつかれないように設計の修正の真っ最中でした。
ノートパソコンを持って行って現地で設計してたんですが粉塵舞う中お外で使ってたのでもう凄い汚れる。
少し目を離すとうっすら塵が積もっています。
一応精密機器なので良い子はお部屋の中で使いましょう。
長い付き合いですが酷使に耐えてよく働いてくれています。
モノは大切に使うことを常日頃心がけてはいるんですが、壊れたら直せばいいって考えが根底にあるせいか僕の所持品は結構荒く扱われがちです。かわいそうに
はたけくんから言われた一言、「お前の持ち物にはなりたくない」が地味に心に刺さります
気をつけます。
おそらく最近の若者に分類される僕たちですが、若い奴はすぐ新しいモノを買うとか言われがちです。
それはなんか悔しいのでことモノづくりに関しては古い道具や壊れた道具も直して使い、材料もできるだけ有効活用する精神で日々活動してます。
モノは大切に!
さあ、謎に前置きが長くなりましたが今回は煙突の施工の回です!
煙突なんですが、これも調べるうちにただつけりゃいいってもんじゃない事が分かります。
飾りじゃないんです。
内部でしっかり燃焼が進むように空気を循環させないといけません。
煙突内径と高さが重要になってきます。しっかり設計。
位置も窯のてっぺんに付いてたら熱が全部逃げちゃうので一段低くした入り口上部に取り付けます。
結構大事なパーツだと分かったところで前回はたけくんが頑張って加工してくれた窯の入り口の上に煉瓦を組み上げ煙突を作っていきます。
ついにクライマックス工程!ちなみにこの活動してる時確か僕ら成人式の翌日です。
晴れの日真っ最中でも頭の片隅から石窯の事が離れませんでした。
二次会やら三次会やら気合いで乗り越えて束の間の休息を取り全開で作業スタート。
はい!いきなりできてますね。
もうここまでくるとゆっくり写真撮ってる余裕なんてありません、無我夢中で作業して気づいた時にはまわりは真っ暗でした。
ほぼ完成形が見えました。もう感動です
PIXARが照らすそこにそびえ建つ堂々たる石窯の姿!!
2人でカッコいい、これは凄いってはしゃいでました笑
残るは煙突の長さが少し足りなかったのでもう一段積む作業と入り口の型を抜くくらい。
そして日を改めていよいよ記念すべき時が。
煙突延長!
入り口開通!!
完成!!
完成!!!
もう喜びに満ち溢れてます、舞い踊ります
この時の気持ちの高まりは半端じゃなかったです。
(最上段の煙突の目地の色が違うのはまだ乾いてないからです。笑)
はたけくんの「おいしいピザが食べたい」の一言から始まったこのプロジェクト。
当初は何言ってんだって思ってましたが今となっては素晴らしいアイデア持ってきた相棒に感謝しかありません。あなたが天才か
構想から約4カ月、ついに石窯完成です。夢を実現するための舞台は整いました!
憧れてたものが今、目の前にあります。
思い返せば色々ありました。
窯について図書館まで行って調べた事、理想の窯について2人で議論したこと、資金をどう捻出するか頭を悩ませた事、全力で文化祭に臨み革細工販売で売上を手にした事。
僕らの親睦が異常に深まったのも間違いなくこの石窯プロジェクトあってのことでした。
たくさんの思い出が込み上げてきて僕らの涙腺も緩みます…
などとしんみりするには僕達は若すぎました!!
感動はそりゃ感動してるんですがそんな卒業式みたいなムードじゃありません。
もうね、花火大会みたいな気分。冬なのに
喜びが爆発です爆発
もう早く何か焼きたくて仕方ありません!!
しっかりコンクリート内の水分が蒸発するのを待ってからじゃないと本当に爆発する(水蒸気爆発)なんてことも知ってましたが2人とも「待て」ができません。その辺の犬のがお利口です。
ちょっとだけ考えましたがブレーキなんてだいぶ前に見失ってます。
やめられないとまらない
「少しくらいなら大丈夫!」
「400℃まで上げなければ大丈夫!」
呪文のように言い聞かせ、
いざ着火!!
近くのスーパーに走り食材調達!
即席お料理で試運転です!
そう、実ははたけくんとっても料理がお上手。
なんか適当に作ってそうなのに出てくるもの全部美味しい。大した食材無かったはずなのに何故か素敵な料理が出てくる。錬金術師の如く鮮やかな手つきでなんでも作ってくれます。
調理担当に任命です。以後出てくる食べれる物は全てはたけくんが作ってくれてます。
僕は食べられないもの作る方が得意です。笑
はたけシェフのおかげで活動中の食費もかなり抑えれてます。感謝!
そんな彼が秒速で作った料理を温まった石窯にin!!
頃合いを見て出してみると…
!!!
もうね、美味しいに決まってます。
最高の気分です。幸せとはこのことか
石窯作ってよかった。
爆発することもなく無事試運転は終了。
僕らはとんでもないものを作り出してしまったようです。
早くピザを焼かねば!
そんな感じでとっても盛り上がった石窯完成の回でした。
さあこれで終わりじゃないですよ。
僕らが欲しかったのは「焼きたての美味しいピザ」です。
石窯はあくまで手段、目的を果たさねばなりません。
万全の準備を整え臨みます。
石窯の記念撮影もしないと!
次回:念願の石窯ピザ!!
それでは!